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起業後の不安に悩んでいる方へ

  • 執筆者の写真: 原 アカシアデザイン
    原 アカシアデザイン
  • 2024年6月4日
  • 読了時間: 6分

「創業準備を進めてきたものの、本当にこれからやっていけるかなあ…」「売上を上げていけるだろうか…」「生活できなくなったらどうしよう…」「勢いで創業したけれど、これからどうなるだろう…」「精神的には自由になれたけれど、お金の心配が…」

など、起業・創業には不安がつきまといます。私自身、税理士資格を取得していざ開業!となったとき、不安に押しつぶされそうになりました。

ここでは、私の経験をふまえながら、起業後の不安について考えてみたいと思います。





「不安はなくならないもの」と割り切る


まずはじめに、いろんな本を読んだりいろんな人に話を聞いてわかったことですが、人間は不安を完全にはなくすことはできない生きものです。

完全に不安をなくす方法を考えるよりも、どううまく不安と付き合っていくかを考える方にシフトしていくほうが効率的です。

人間は不安な気持ちを持ったままだと、考えれば考えるだけマイナスなことを考える傾向にあります。そのため、できるだけ人に話すようにして、自分の中に溜め込まないようにしましょう。自分の中から吐き出すことで、わずかでも安心感やスッキリした気持ちになると思います。

ただ、誰に相談するかはしっかりと選んだ方がいいでしょう。こちらの話をしっかりと聞いてくれる人、否定せずに聞いてくれる人、親身になって聞いてくれる人などに相談することで、自分自身が少しでも前向きな気持ちしてくれる人を選びましょう。

少しでも「よし、やるか!」「やるしかない!」と前向きな気持ちになれば、起業後の動きが格段に変わるはずです。



何が不安なのかを紙に書き出してみる


頭の中で漠然と「不安だなあ」と考えていても不安が募るだけです。何が不安なのかを紙に書き出して、具体的な解決策を考えてみましょう。


例えば【不安なことリスト】として、


  • お金がなくなる

  • 売上が上がらないかも

  • 家族に心配させてしまう

  • 仕事が増えていかないかも


と思いつくまま書き出します。





そのあとに、その不安なことに対して自分に何ができるかを書いていきましょう。


例えば、【やることリスト】として


  • 銀行でお金を借りる

  • ホームページやSNS、パンフレットを作って営業活動をする

  • 飛び込み営業をする

  • 知り合いを頼って営業する

  • 家族に事業計画を話して安心してもらう、協力してもらう


と思いつくまま書きましょう。


書いた後は、実際に何をすべきかを決めて実行します。重要なのはとにかく動くことです。忙しく動いていれば考えることも少なくなりますし、実際に動いているのだから確実に前に進んでいることになります。

悶々と考えてばかりいては前に進みませんので、早く忘れるためにも、とにかく動くことを意識してみましょう。

ただ、動きすぎて体を壊しては元も子もないので、ちゃんと体を休めることを忘れないようにしてあげてください。



最悪の事態を考えておき、受け入れる準備をする


なぜ不安になるかというと、イヤな思い・つらい思いをしたくないからだと思います。

ならばいっそ、最悪の事態を考えておきましょう。

最悪の事態を把握することで少しは精神的に楽になりますし、もしかしたら「意外に大したことないな」「これなら乗り越えられるかも」と思うかもしれません。

もちろん最悪の事態にならないように日々努力することは必要ですが、少なくとも頭の中で漠然と考えているよりは、落ち着いてスッキリした状態になると思います。



起業した理由は人それぞれ。人のことは気にしない


起業してすぐのころはは、「同じ時期に起業したあの人は順調そうなのに、自分はまだまだだな…」とか「あの人は楽しそうに仕事しているな…」など、他の人の状況が特に気になる時期です。

SNSをみると他の人がキラキラしているように見えるので、卑屈に感じたり、あせってしまうこともあるかもしれません(かつて私もそうでした笑)。

ですが、そもそも起業した理由は、「もっと稼ぎたいから」「自由になりたかった」「自分の力を試してみたかった」「とりあえず起業したかった」など、ひとりひとりが違うと思います。

私の場合は「組織で働くことが向いてなかった」ので起業しようと決めました。当時、「そんな理由で起業するなんてけしからん!」という人がいて本当に起業するかどうか悩みましたが、「協力するからがんばってね!」と応援してくれる人もいたので、「価値観は人それぞれだから悩んでもしょうがないな。自分のやりたいようにしよう」と割り切りました。

また、起業の成功・失敗についても人それぞれです。

「サラリーマン時代の年収の2倍稼げたら成功!」「従業員を30人雇えるようになったら成功!」「上場したら成功!」「会社が倒産したら失敗」「借金が返せなくなったら失敗」などが考えられますが、一番大事なのは「自分が考える成功・失敗の定義がブレないように大事にする」ことです。

私の場合、自分の軸を「ゆらゆら揺れる稲穂」としてイメージしています。稲穂は強風が吹けば折れそうにはなりますが、風が収まれば元に戻ります。起業した後は良いこともあれば悪いこともあり、そのたびにポキポキ折れていては修正するのが大変ですので、気分が落ち込むことがあったとしても、時間をかけてゆっくり戻ればいいのです。周りに流されず、自分のペースで一歩一歩前に進んでいきましょう。

ちなみに私が考える成功は、税理士業を「ずっと続けていくこと」です。ずっと続けたうえで、毎日家族と楽しく過ごせれば大成功だと考えています。

この考えに賛成する人もいれば、反対する人もいるでしょう。

ですが、人は人。自分は自分。自分が満足いく働き方をすることが何よりも大事だと思います。



起業した理由は人それぞれ。人のことは気にしない


起業後の不安を完全になくすことは難しいですが、少しずつ解消することは可能です。不安はマイナスなイメージが強いですが、うまく付き合ってポジティブに置き換えられるようにしましょう。

起業後はなかなか計画通りに進みません。完璧主義な人ほどキッチリ計画を立てて動きたいところですが、「とりあえず動いてみて、うまくいきそうにないようだったら、動きながら修正していく」ぐらいがちょうどいいと思います。

このページを書くにあたり、D・カーネギーの「道は開ける」を参考にしました。有名な本なので知っている方も多いかと思いますが、私が不安なとき・何かに迷ったときは必ず読むようにしています。

この記事が参考になればうれしいです。


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